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巨大翼竜の椎骨の驚くべき構造が判明!

最新の研究によると、極端に長い首を持つ巨大な翼竜は、内部がスポーク状になった椎骨のおかげで、大きな獲物を運び、空を飛びまわることができたという。

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2億2500万年前から6600万年前まで生息していた巨大な飛行性の爬虫類である翼竜の最大種は、巨大な首と12メートルもの翼開長を誇っていた。体長も5メートルを優に超え、首だけで2メートル以上、頭部だけでも1.5メートル以上と、現代のキリンを上回る巨体の持ち主だった。

翼竜の細い首は、空中で体を支え、重い獲物も運ぶ必要があり、長年研究者を困惑させてきた。ポーツマス大学の研究者が、CTスキャンを使用して化石を調べた結果、首の椎骨が自転車の車輪のスポークのように配置されていることがわかった。研究の著者であるデイブ・マーティル教授によると、これまでいかなる脊椎動物においても確認されていなかった奇妙なスポークのような解剖学的特徴により、翼竜は驚くべき力を発揮できるという。
翼竜の脳と脊椎を形成する神経管は、椎骨の中央に配置され、骨梁と呼ばれる海綿状の棒状の骨を介して椎骨の外壁に接続されている。これらは自転車の車輪のスポークのように放射状に配置され、椎骨の超軸方向に沿ってらせん状に配置されていた。中には、車輪のスポークのように交差するものもあるという。

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自転車の車輪のようなスポークの配置を示す、翼竜の椎骨の画像

ジャーナル誌:iScienceに発表された調査結果は、2010年にモロッコで掘り起こされた9500万年前のアランカ・サハリカ(Alanqa saharica)という翼竜の分析に基づいている。マーティル教授によると、骨が化石化されているにもかかわらず、このような鮮明な3D画像得られたのは驚きだという。

非常に注目に値するのは、内部構造が完全に保存されていたことだ。 放射状の小柱の複雑なパターンを見た瞬間に、特殊な構造である事に気付いたようだ。よく観察すると、それらは脊柱を上下に移動し、自転車のホイールスポークのように互いに交差するらせん状に配置されていることがわかった。

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翼竜の椎骨の断面図、骨を外壁に取り付けているスポークのような構造示している。

実験では、わずか50個のスポーク状の骨梁で、首が屈曲せずに運べる重量が2倍になった。この構造は、これらの生き物が現代のキリンよりも長い首で、2.5メートル以上の巨大な頭を、どのように支えられるかという生体力学的疑問を解決しただけでなく、高い飛行能力があったことを示している。

翼竜は鳥とは関係がなく、進化の行き止まりとされることもあるが、最新の研究が示すところによると、「素晴らしく複雑で洗練されてた生き物だ」とマーティル教授は述べている。
翼竜の骨と骨格は生物学の驚異で、-非常に軽いが強くて耐久性があり、進化の偉大なサクセスストーリーだという。研究者たちは現在、翼竜の高い飛行能力と食性について更なる研究を計画している。

今回の発見は、ジャーナルiScienceに掲載されたものである。



情報ソース:Mail Online
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