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エンケラドゥスが宇宙に生命をばらまいている!

今週NASAの探査機カッシーニが、太陽系六番目の惑星 土星の衛星エンケラドゥスにフライバイのため接近遭遇した。その結果エンケラドゥスに生命が存在する可能性が非常に高くなってきた。

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エンケラドゥスの地表は氷におおわれているが、内部には液体の水が存在する。そして地表にある割れ目から水のジェットが噴出していることが知られている。これまでの観測でその中には、膨大な量の有機物が含まれていることが確認されていた。

今回の接近でも、エンケラドゥスの南極付近から90を超える水のジェットが噴き出しているのが確認された。カッシーニはその噴出するジェットの中を数回にわたり通過し、サンプルのテストを行った。その結果、エンケラドゥス内部から噴き出す水のジェットには、有機物はもとより、塩分も含まれていることが分かった。しかもその塩分濃度は、地球の海と同じだという。


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最初の接近は3月27日で、エンケラドゥスのジェットが噴き出している地表の割れ目の温度が測定された。その結果、割れ目付近の温度はマイナス84℃と計測された。一見低いようだが、エンケラドゥスの位置する環境から考えれば非常に高い値である。16ギガワットの熱エネルギーが、割れ目から噴き出していることになるという。この熱エネルギーは、土星の潮汐力により発生していると考えられている。

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つまりまさに地球と同じ温かい海が、エンケラドゥスの地表下に存在するのだ。最近地球での生命の誕生は、海洋底など、太陽に依存しない環境だった可能性が高くなっている。好熱菌などの極限環境菌を含む古細菌アーキオと呼ばれるグループが、最も古い生物グループであることが分かってきたからである。

だとすると、エンケラドゥスの海でも生命が発生している可能性は非常に高いのだ。NASAの科学者は、エンケラドゥスの地表には、割れ目から噴き出した水とともに凍結した微生物を含む雪が、降り積もっているのではないかと考えている。


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